身近にコンサルを気取る人間がいる。
業界での見識はあるかもしれないが、ビジネス的なスキルもないのか、
まとまりそうな話でもまとまらず、契約にたどり着けなかったり、
揉めてしまうケースも多い。
よくよく話を聞いていみると、コンサルする側のスタンスがNGになっているケースが多い。
特によく聞くのが、「自分の提案を理解しない」「考え方が間違っている」
と、相手を否定して自分をしっかり肯定する。
そりゃぁ、まとまる話もまとまりませんね。
子供の屁理屈と一緒になってしまっている。
それで「コンサル」という言葉を使わないでほしいと、心から思う。
自分が目指すコンサルの正反対にいる「エセ・コンサル」。
反面教師にもなりえないレベルの低い話ですが、これは実話です。
そして、こういう妙にプライドばかり高くて、批判されると牙を剥く、
(ただの子供です)こういった人間もいることが、ある意味恵まれているかもしれません。
中小企業診断士で身につけた知識は、有効活用できると思いますが、
やはり最後は人対人での信頼で成り立つと思うのです。
その基本的な考え方なしに、コンサルはやっぱりやってはいけないと思うのです。