先日部署内での社員面談を実施。
各自様々な課題や成果、そして課題を挙げてもらい考えを聞くことができた。
ある程度の経験や年齢に差し掛かると、とにかく思考が固まる。
頑固ということではなく、それ以外の見方ができない人が多い傾向がある。
仕方がないかもしれないが、面談を実施する側になるとそうした部分が客観的に分かる。
もし、自分が逆の立場なら同じだろうな、と思うし、そうならないように意識的に考え方を整理しておくことが重要。
そして何より常に謙虚な気持ちで仕事に向き合うかが大切だと改めて気付かされた。
人はそういう意味では二極化する。
一つは先述したように思考が固まってしまい、柔軟性を失っているパターン。何もそこまで決めつけなくても、ということもそれ以外の考え方を認めない。
二つ目は、自信がなさすぎて意志が弱い、または全く見えてこないパターン。
一見謙虚なのかと思うが、謙虚ということではなく、ただ逃げているだけ。仕事も逃げ道を作って責任を取らないタイプ。
人間というのは弱い生き物でどちらの傾向も持ち合わせている。むしろ自然なことなのかもしれない。(綺麗な女性を目で追ってしまうのと同じかと)
ただし、優秀なビジネスパーソンは、そうしたことを理解して意識的にコントロール術を持っている。
面談でそうした従業員がほとんどいなかったのは残念だなと思う。特に管理職側に偏った傾向があったので、ある意味危機感を感じてしまう。
もしかしたらどの組織でも同じようなことがあるかもしれない。多くを学び柔軟な発想を持つ努力は常にしなければならない。